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【読書録】0歳児から保育園に入れるのは悪くない!

こんにちは。

momoです。

 

今日は、こちら TVでもおなじみの古市憲寿さんの「保育園義務教育化」を読ませていただいたので、感想を書き記したいと思います。

 

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まず、私の実情について、

私はパート勤務ですが、第1子を10か月頃から保育園へ通わせており、第2子についても、1歳頃より保育園を利用するつもりです。

 

第1子を保育園に入れた際、家族・親族ではない方から、「そんな小さなうちから保育園に入れてかわいそう」と言われたことが何回かあります。

その際、一瞬は、「やっぱりかわいそうなのかな」と思いもしますが、すぐに「いや、私の場合はこれでよい」と思い返します。

 

以前から、私自身は0歳や1歳で保育園に入園させることについて悪いイメージはありませんでしたが、今回、古市さんの本を読んでやはりその思いが強くなりました。

 

その根拠としては、本の中に以下の内容が記載されていたことです。

・世界で始まっている保育園義務教育化

・「三歳児神話」の嘘

・「非認知能力」は集団の中でこそ磨かれる

※上記3つは、目次より引用

 

 

義務教育の早期化は世界的な潮流でもあるようですね。

本に記載されていたのは、

フランス:3歳~の義務教育化について検討

ハンガリー:2014年~3歳からの義務教育がスタート

アメリカ:就学前教育を受けられる環境を整えることが急務 とオバマ前大統領が発言

でした。

世界の一部であり、検討段階でもありますが早期教育の必要性について認めている方々がたくさんいるようです。

 

 

また、「3歳までは、子どもを家庭において、母親の元で育てるべき」といういわゆる3歳児神話について、聞いたことある方がほとんどかと思います。

この3歳児神話について、『国も公式に「合理的な根拠はない」ものだと否定』しているそうです。

この3歳児神話がつくられた発端について、要約すると「3歳児神話」という価値観は、1961年に始まった三歳児健診がその起源と言われ、この当時の厚生省自動局長が「・・・母親は職場から家庭へ本拠を戻してください」という考えの持ち主だったからだそうです。そして、マスコミを巻き込んで、三歳児神話の布教が進んでいったとのことです。

 

私は、この文章を読んだ時に、なんだそんなことだったのか、1人の役人の考えに私は振り回されていただけっだったのか、それならやっぱり私は、保育園に預ける選択だって「あり!」だという思いに至りました。

 

 

そして、「非認知能力」は近年注目を浴びており、生きていく上で学力より大切であるとおっしゃっている専門家の方もおられますね。社会性があるとか、意欲的であるとか、忍耐力があるとか・・・、これらが人生での「成功」につながると。

私も、この能力が学力と同等または、それ以上に大切ということには同感です。ですので、子どもには、高めてもらいたい、高められるような環境を作ってあげたいと常日頃思っています。

この本では、この『「非認知能力」を伸ばす教育は、早ければ早いほうがいい』とのこと。そして、多くは他人から学ぶものであり、子どもたちは、先生や同級生との交流の中で身に着けられると。

 

我が家も時代の流れにもれず、核家族で生活しており、祖父母は1時間弱の距離に住んでいるため、会うのは月に1回程度。ご近所さんとの交流もほとんどないという閉鎖的な生活をしています。

その中で、子どもを育てるということは、子どもは日頃、両親の価値観(特にほぼ日中も一緒にいる母親)にしか触れることができず、両親の考えが正解、両親の考える世界がその子の世界となり、周囲の子どもたちにもまれることもなく、そのような中で幼少期を過ごすことはとてももったいないことのように私は思っています。

そして、その考えがこの本を読んでより強固になりました。

 

もし、私が大家族で周囲の大人と関わる機会の多い環境で子育てをしていたら、保育園への入園はもう少し先送りしていたかもしれません。

ですが、現状は核家族の閉鎖的な環境なため、私はやはり乳幼児期からの保育園入園は「あり」だと思っています。

 

もちろん、保育園から自宅に帰った後や、休日はたっぷり子どもに愛情をそそぐ前提ですが!

 

今は、第1子も保育園で覚えてくる歌や遊びを嬉しそうに自宅でも披露してくれます。

たまに、朝家を出るのを嫌がる時もありますが、帰ってくると楽しそうです。

子どもは、遊びながら学ぶと言いますが、遊びの範囲も広がってよいのではないでしょうか。

 

さて、我が子は今日はどんな保育園の話を聞かせてくれるかしら。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。