整えて 休んで 整えて

~毎日少しずつブラッシュアップ!シンプルに子育て生活を楽しみたい~

【モンテッソーリ教育】3歳でできる掃除の習慣

こんにちは。

momoです。

 

我が家の長男も先日、3歳の誕生日を向かえました。

生後半年頃にモンテッソーリ教育を知り、子どもの”やりたい!”という意欲を大切にした考えやイヤイヤ期を”敏感期”ととらえる考え方に共感し、育児に困ったときはよくモンテッソーリ教育に関する本を参考にしています。

 

子どもが自発的に掃除を行うような環境作りや声かけについても参考にしており、3歳になった長男はゴミがちりとりの外へそれなりに出てしまうものの、汚した時は自らほうきやちりとりを取りに行き掃除をしてくれるようになりました。

 

3歳になる以前から掃除機などに興味を示し行動する子は、それなりにいると思いますが、私が参考にさせていただいているモンテッソーリ教育の視点からも長男がどのように行動していったかを記載しようと思います。

 

 

1.モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育」はイタリアの医師であるマリア・モンテッソーリによって提唱されたものです。

この教育の基本的な考え方は”子どもは自らを成長させ、発達させる力を持って生まれてくる。したがって大人である親や教師は、子どもの成長欲求をくみ取り、自由を保障すると同時に、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない”ということです。

つまり、親は子どもの能力を引き出す存在であり、育て方次第で「自立した子」にも「指示待ちの子」にもなるとも言えます。

 

2.子どもが自ら掃除を行う環境の整え方

モンテッソーリ教育の考え方は掃除に関しても、親の対応によって子どもがすすんで行うのか、言われてやるもしくはやらないという状況に影響すると言えます。

そして、それは小学生や中学生などになってからではなく、子どもが興味を持った時が大切なようです。

幼児の時点で、親が行う掃除に興味をもち、真似をし始めたらそれが環境の整え時ということです。

では、どうやって整えたらいいのか。

基本は、、、

子どものサイズに合わせた掃除用具を、取り出しやすい高さでいつも同じ場所に置くことです。

 

我が家はこのようにしています。↓

f:id:momohappiness:20210715213217j:image

 

ほうきとちりとりを冷蔵庫横にマグネットでかけています。

 

 

このサイズのほうきであれば、子どもでも簡単に扱えます。

こちらの掃除セットは大人も細かいところの掃除に使うことがありますが、子どもが使いやすいようにあえてこの位置に置いています。

なので、私が取って渡さなくても汚したら子どもが自分でとってきます。

 

3.掃除をしようとしている子どもへの声掛けや対応

モンテッソーリ教育の考え方では、掃除に興味を持ち始めたけどうまく「できない」という状況の場合、多くは「やり方」がわからないだけとのことです。

自分の意志で動かす「随意筋(ずいいきん)」は0~6歳は調整期にあり、自分の思った通りに動かすことができず、「やり方」がわからないだけであり、そのような子どものために、大人はやり方をおしえてあげなければいけないといいます。

その際、ことばで教えるのではなく、黙ってゆっくり、行動で教えることが大事と言います。

 子どもがやりたがっている活動を一つ一つの動作へ細分化し、動きをゆっくり順序だててやってみせる。その際、言葉で説明するのではなく黙ってやってみせる。子どもは説明されながらだと、混乱するようで、目で動きをとらえることに集中させてあげることがよいようです。

最後まで集中して見ていられないようなら、その時が”タイミング”ではないんだと切り替え、後日改めて行うようにします。

 

私も子どもにやって見せるのですが、ついつい言葉が出てしまうこともあり難しいです。

ですが、言葉がないほうがこちらの意図が伝わっているような気がしており、掃除以外の場面でもこの伝え方を意識しています。

 

4.現在の長男の様子

掃き掃除に関しては、1歳半頃から今の位置にほうきとちりとりを用意し大人が使ってみせることで、汚した時には自分で掃除をしてくれるようになりました。

(冒頭にも書いたとおりゴミをすべてちりとりに集めて入れることはまだ難しいですが・・・)

床の拭き掃除に関しても、掃き掃除ほどではないですが、声をかけなくても拭いてくれることはよくあります。ただ、キレイなタオルで拭かれてしまうため、とりあえず感謝を伝えますが、内心「あーまた、タオルで拭かれてしまった」と思っている日々です。

 

5.子どもの掃除について感じていること

我が子について、"掃除がきちんとできる子"のように書いてきましたが、もちろん気分によって一切やってくれないことや声をかけてしぶしぶやることもあります。気持ちのコントロールが必要なので成長とともに変わるかなと思っているので見守るつもりです。

拭き掃除に関しては、私自身がその時々でおしぼりでふいたりティッシュでふいたり、雑巾でふいたりといろいろしており、またキレイなタオルがいつも決まった手の取りやすい場所にあるため、タオルを使っているのではないかと思っています。

子どもが混乱しないように私自身が"このときはこうする"と統一してできないといけないなと思っているので、また検討したいと思います。

 

もし、モンテッソーリの考え方に出会っていなければ、汚した時など私はもっと子どもにイライラしていたと思います。

今は一歩引いて成長を見守る余裕がもてている気がするので、知ることができてよかったです。

ただ、すべてを参考書通りにしようと思うと息がつまるので、取り入れられそうなことや、共感できることは積極的に実行していきたいと思っています。

 

私が、モンテッソーリ教育の考え方を学ぶうえで参考にしている本はこちらです。↓

f:id:momohappiness:20210715221521j:image

 

 

 

モンテッソーリ教育を参考にした内容は以前にも書いています。↓

momohappiness.hatenablog.com

 

"ほうき"は見た目もおしゃれで埃が舞い上がらないので気にいっています。棕櫚箒です。

 

 

はりみ(ちりとり)もセットで購入したのですが、上手く使いこなせずゴミがはりみの下に入り込んでしまうので、今はプラスチックのものを使っています。

おしゃれですしレビューではきちんと使いこなせている方も多くいるので、いつか使えるようになりたい!

 

 

〇〇ちゃん(長男の名前)、またお掃除よろしくね!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。