花粉症にビタミンDって効果あるの?~私の見解~
こんにちは。
momoです。
相変わらず入院中です。
全く外に出るタイミングがないので特に苦労はしていないのですが、ゆっくり考える時間があるので、今日は「花粉症とビタミンD」について調べてみました。
花粉症の方にとって今の季節は、とても辛いですね。私も軽い花粉症ではありますが、基本的には薬を必要としないレベルです。
基本的には、というのは、なぜか妊娠している年は症状が悪化するので、今年は花粉症治療薬を処方してもらっています。
我が家で私より花粉症が酷いのは、主人。
花粉症にビタミンDが良いと聞いて、今年はビタミンDのサプリメントを飲んでいるようです。
そこで、飲み始めてしばらく(2週間程度)経った頃もちろん聞きました!
「(花粉症にビタミンDって)効果あった?」
すると、主人の返答は、
「あった!」「(症状が)軽くなった」
でした。主人が抱えていた症状は、眼がかゆくなる、鼻水、くしゃみ、時には頭がぼーっとすることもあるようです。
そして、ビタミンDのサプリメントを飲んでそれらが軽くなったようです。
そうなると、次に添加物を気にしてしまう私。サプリメントには極力頼りたくなく、食事からとれるものならとりたいと常日頃思っているので少し調べてみました。
そして、結論は「花粉症対策にサプリメントを飲むのは良さそう」でした。
私がそう考えるに至った流れはこんな感じです。
まず、厚労省が発信している情報サイト「eJIM」を読んでみました。
こちらに書いてある内容を簡単にまとめると、
ビタミンの働きは?
主な役割としては、「強い骨を維持する」となっていますが、「筋肉を動かすため、神経が脳と身体のあらゆる部位との間のメッセージを伝達するため、免疫系が体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するために不可欠」とも記載があります。
ビタミンDの必要摂取量は?
成人(19~70歳):600IU(15μg)
どのような食品からビタミンDを摂取できるか?
・鯖、マグロ、サケなどの脂肪性の魚
・牛のレバー、チーズ、卵黄
・きのこ類 など
日光浴によるビタミンDの体内生成について
・皮膚が直接日光に当たると、ビタミンDが体内に生成される
・日焼け止めを塗ると、生成量が低下する
・推奨している
ビタミンDの摂取上限について
・成人:4000IU/日(100μg)
だいぶアバウトな解釈ですが、免疫系に不可欠なビタミンなのであれば、花粉症にも効果がありそうですね。
食べ物や日光浴にてビタミンDが摂取できたり、生成されたりするようですが、日本人は一般的に足りているのか?という点については記載がなかったので、こちらのサイト「平成29年国民健康・栄養調査結果概要」を確認しました。
現状、成人(20~69歳)は5.0~8.0μg(200~320IU)を1日に摂取しているようです。であれば、日本人は食事からの摂取ではビタミンDの摂取は足りていない方が多いということになります。
足りない分を日光浴で補うことができていればいいのですが、どうなのでしょうか?
答えはこちらに記載されていました。
5.5μgを体内で生成するために必要な日光浴の時間は、紫外線の弱い冬の正午の場合、那覇なら8分、つくばで22分、札幌で76分だそうです。
那覇やつくばなら現実的に、日光浴で食事では足りない分を補えそうですが、札幌の方の場合は難しそうです。
となると、やはり日本人はビタミンDが体内で不足していることになりますので、食事内容を見直すか、サプリメントで補うかがよさそうですが、食事で不足を補うとなるとどうなのでしょうか?
例えば、
・鮭1切(100g):33μg
・真鰯1尾(80g):25.6μg
・鶏卵1個(16g):0.9μg
・牛乳1杯(200ml):0.6μg
・まいたけ(100g):4.9μg
となりますので、ビタミンDの多い魚を食べることができると良いのかもしれませんが、毎日というのは難しいかもしれません。
ビタミンDの含有量についてはこちらを参考にしました。
「ビタミンDの働きと1日の摂取量」健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/.../eiyouso/vitamin-d.html
ざっくりとですが考えた結果、食事や日光浴でのビタミンDの摂取や体内生成では必要量に満たないため、花粉症に効果があるのであれば、ビタミンDはサプリメントを飲むとよさそうです。
厚労省のサイトでもビタミンDについてはサプリメントの摂取を推奨していましたので、摂取量を守り、なるべく添加物が少ない商品を選んで、上手に利用していけるとよいようでね。
ここまで確認できれば、主人のビタミンDのサプリメント摂取についても、小言を言う必要がなさそうです。
主人もそれなりに裏付けをとって摂取しているのは知っていますが・・・。
むしろ、私も体調をみながら摂取していこうかなと思いました。
本ブログの内容はあくまでも参考程度に、サプリメントを摂取される方は、情報をきちんと確認して利用されることをおすすめいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。